日産、EVのオープンカーコンセプト「Max-Out」(マックスアウト)を初公開 【THE 視点】日産はEVコンセプトカー「Max-Out」(マックスアウト)の実車を初公開した。このコンセプトカーは、2021年11月に長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した際にバーチャルで公開した2人乗りEVオープンカーである。 持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現した「マックスアウト」は、日産グローバル本社ギャラリー(横浜市西区)にて、2月4日(土)〜3月1日(水)まで展示される。 今回公開された「マックスアウト」は、「クルマとの一体感を基本コンセプトにした開放感とダイナミックなドライビング体験を予感させるデザインが特長」というアナウンスのみで諸元などの詳細は不明。ただのコンセプトカーなのか、今後発表されるモデルになるのか興味はあるが、2ドアのオープンカーというと、「フェアレディZ・ロードスター」「シルビア・ヴァリエッタ」などを思い出す。「フェアレディZ」は昨年発売されたばかりなので、「マックスアウト」はもしかしたら「シルビア」の後継モデルかもしれない。 同時にYouTubeで動画も公開され、マックスアウトの他に2台のコンセプトカーが並走していた。その中で興味を持ったのはピックアップ。この時期の発表だけにEVだと想像する。 アメリカでは、フォードやダッジ、GMなどからピックアップトラックのEVがすでに発売されている。この日産のピックアップも、将来EVとしてデビューすることになるだろう。恐らくアメリカなど海外向けではないだろうか。 アメリカでは日本の軽自動車のように、地域によっては一家に1台の感覚でピックアップを所有している。 日本では少し大きいと感じるが、筆者もピックアップが好きなだけに、適当に乗り置ける広い庭があってピックアップもある生活もしてみたいものである。だいぶ話が脱線した。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) これだけは知っておきたい本日の注目ニュース ★★ホンダ、「CR-V」ベースのFCEV(燃料電池車)を2024年に発売予定……水素エネルギー施策を推進 ★★ホンダ、燃料電池システムの施策を強化……FCEV(燃料電池車)・商用車・定置電源・建設機械の4つを軸として、2020年半ばには外部への販売も目指す ★Gachaco(ガチャコ)、ウーバー・イーツと協業……Gachaco対応の「ジャイロ・キャノピー e:」10台で実証実験 ★Terra Motors(テラモーターズ)、本田圭佑氏率いるファンド「KSK Angel Fund LLC」から資金調達……充電インフラ事業の拡大とグローバル化を加速 ★HW ELECTRO(HWエレクトロ)、愛知県豊橋市で販売網を強化……現地の石油販売の老舗マルシメと提携を協議 ★カーシェアリングのAnyca(エニカ)、神奈川県相模原市の公用EVを民間に解放しシェアカーに……稼働しない閉庁日に貸出し ★小型EV製造・販売のブレイズ、「大阪オートメッセ2023」(インテックス大阪、2月10〜12日開催)に出展……「ネクストクルーザーEV」等を展示 ★大和ハウス、社用車に「日産サクラ」を導入……2027年3月までに全社用車をEV化、事業所内に再生可能エネルギー由来のEV用充電器を設置 ★エネチェンジ、複合リゾート施設「NEMU RESORT」(ネム・リゾート)にEV用充電器を設置……最高出力6kWの普通充電器「EV充電エネチェンジ」を2基 ★日産、熊本県上天草市と連携協定を締結……「電気自動車を活用した持続可能なまちづくり」を目指す
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