・トヨタ、「プリウス」をフルモデルチェンジ……デザインを一新、PHEVは2023年春頃発売 【THE視点】環境に優しい車の代名詞とされた「プリウス」の5代目が発表された。同時にPHEVも発表され発売は来春となる。 新型では、PHEV用エンジンの排気量をこれまでの1.8ℓからトヨタ初となる2.0ℓに変更、モーター出力もアップされシステム最高出力は164kW(223PS)となり従来型に比べ圧倒的な動力性能を得た。 バッテリーも新型に変わり従来型のおよそ2倍のEV走行が可能とされ、呼称もPHVからPHEVとなり大きく変わった印象がある。 プリウスは97年の発売以来、全世界で計約505万台が販売されたトヨタの旗艦車種だが、先代の4代目は販売面で苦戦を強いられていた。5代目ではデザイン性や走りの楽しさを強くアピールして巻き返しを図ると思われ、PHEVの販売も大きく伸びるであろう。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・豊田通商、電動バス事業をケニアに展開……グループ会社のCFAOとともに現地の電動バスリース事業者に約1億5000万円を出資 ・豊田通商、リチウム製造工場が福島県楢葉町に竣工……リチウムイオンバッテリーの原料「水酸化リチウム」を国産化し安定供給へ ・東光高岳、新開発のEV用急速充電器第1号を設置……ホテルニューオータニに120kWの設備を1台 ・カールツァイス、EVへ進出……バッテリージャパン2022に出展 ・ヒョンデ、「アイオニック6」のファーストエディションが完売……11月9日の予約受注開始から24時間で2500台 ・日産「サクラ」が「日本自動車殿堂カーオブザイヤー」受賞……三菱eKクロスEVとともにクラスを超えた力強い走りと質感が評価 ・ボルボ傘下のEVブランド「ポールスター」、売上高倍増……2022年1〜9月決算で前年同月比およそ2倍 ・テスラ、米国で低評価……米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」発表、EVよりもPHEVに関心 ・BYD、半導体部門の国内上場計画を中止……投資と生産能力の拡大に注力 ・BMW、「i7」を含む7シリーズを値上げ……2023年3月生産分より、「i7 xDrive60 エクセレンス」は1710万円に ・DS、新型フラッグシップ電動SUVを2024年末までに発売……ベアトリス・フーシェCEO明かす ・経産省、エコカー減税を1年に限り延長する方針……現行基準を据え置き ・テスラ、中国での納期を短縮…「モデル3」と「モデルY」の納車待ちを最低1週間に ・兵庫県三田市、小型EVでの移動サービスの実証実験を開始…運転手含む4人乗り20km/h以下で地域内を細かく周回