EVって何をメンテナンスするの?
リーフのような電気自動車には、エンジンが搭載されていない。そうなればエンジン関連の点検、油脂類などの交換も不要だ。エンジンオイル、オイルエレメント、点火プラグ、エンジンの冷却水を点検したり交換する必要もない。電気自動車では、エンジン関連の手間を省ける。また変速機、排気を通すエキゾーストパイプやマフラーなども装着されていないから、そのぶん点検項目も削減される。

そのかわり電気自動車には、エンジン車が搭載していないメカニズムがあり、点検項目にも含まれる。まずは充電関連で、充電ポートの差し込み口などに異常がなく、スムースに充電できるかを確認する。電気自動車ならではの部位である、駆動用モーターや駆動用バッテリーの診断も行い、異常の有無などをチェックする。電気自動車の駆動用バッテリーは、12Vの補機類用バッテリーと違って交換する周期は長いが、点検は必要だ。

そして電気自動車でも、バッテリーを含めた温度管理は重要になる。冷却水のタンクやバッテリー冷却のためのラジエターが装着され、冷却水の点検や交換も必要だ。電気自動車にはエンジンが搭載されていないが、冷却が不要なわけではない。スマートフォンなどのリチウムイオン電池が発熱するのと同様で、電気自動車の駆動用電池も温度を管理せねばならない。

このほか電気自動車にも、エンジン搭載車と同様に12Vの補機類用バッテリーが装着されているから、こちらも寿命が近くなれば交換やメンテナンスが必要だ。
ブレーキについては、モーターの回生充電による減速が行われてディスク/ドラムブレーキを作動させる頻度は下がるが、ブレーキパッドやディスクローターなどの点検は欠かせない。タイヤのチェックと交換、ウインドーウォッシャー液の補充なども必要だ。
以上のように、電気自動車だからといって、点検項目が大幅に削減されるわけではない。













































