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EVのリセールはやっぱり安かった……のにテスラを乗り継ぐってどういうこと? 【テスラ沼にはまった大学教授のEV生活・その1】


TEXT:琴條孝詩 PHOTO:琴條孝詩/TET編集部
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買うならやっぱりモデルY

<試乗してわかったモデルYがジュニパーに劇的進化!>

モデルYは気に入っていたが、以前からモデル3のシャープな走りや、扱いやすいサイズ感にも惹かれていた。「次はモデル3で軽快に走るのも悪くないな」——そんな予感を胸に、私は両方の試乗を申し込み、近くのテスラストアへ向かった。

最初に試乗したのはモデル3だ。当然乗車位置は低い。走りはテスラそのもの、軽快だ。ただアタマとルーフの位置が近く、夏場の暑さが気になった。そして新型モデルY。走り出した瞬間にその違いがわかった。モデル3との違いというよりもレガシーモデルYとの違いだ。通称「ジュニパー」の進化は、想像以上だった。

テスラ・モデルY

レガシーモデルYとは比較にならないほど改善された「乗り心地」と「車内の静粛性」。サスペンションの動きがしなやかで、路面の凹凸を綺麗にいなしてくれる。そしてなにより静かだ。見えない部分で劇的な進化を遂げていた。「これなら長距離も疲れない」。その場で心が決まった。

選んだカラーは以前と同じ黒。しかし、旧モデルYの「ソリッドブラック」とは異なり、少しラメが入ったような「ダイヤモンドブラック」だ。黒いテスラは手入れが大変だが、磨き上げたときの艶感は何物にも代えがたい。

テスラ・モデルY

内装は標準の黒にするつもりだったが、このモデルはシートクーラーが付いているのでシートカバーもできない。少し考えていると営業担当が意外な提案をしてきた。「白内装のほうが夏場は涼しそうに見えますし、実際にシートの表面温度も上がりにくいですよ」。私は猛暑を想像して、「たしかにそうかもしれない」と思う。いわれない限り絶対に選ばなかっただろうが「じゃあ、白にしよう」と簡単に決めてしまった。

タイヤに関しては冷静な判断を下した。旧モデルYでは見栄え重視で20インチを履いていたが、今回は標準の19インチを選択。電費と乗り心地のバランスを考えれば、19インチがベストバランスだと判断したからだ。

テスラ・モデルYのホイール

すべての仕様が決まり、営業氏に告げると、Webには表示されていないが私の希望と同じ仕様の在庫車があるという。「これなら、12月の頭には納車できますよ」。いまのモデルYの売却予定日は11月下旬。これ以上ない完璧なタイミングだ。

「買います」

テスラはショップでもスタッフが購入手続きをするわけではない。私はその場でポチッと自分のスマホの購入ボタンを押した。営業担当はすぐに私の購入履歴から現在の在庫を紐付けてくれた。レガシーモデルYを売って買ったクルマは、結局また新型モデルYだった。このモデルの進化がどれほどのものか、これからの連載でたっぷりとリポートしていきたい。

テスラのショールーム

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