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EV乗りだけが知ってる日々の生活での「お得感」! エンジン車じゃ味わえない幸せ3つ


TEXT:山本晋也

普段の生活が楽になる

 これはEVをメインとする低公害車の普及を目指す役所などで見かけることの多いサービス。たとえば、東京都庁の駐車場においては、通常は最初の1時間は30分ごとに150円の料金となっているが、EVやPHEV、FCEVといった低公害車については最初の30分が無料になる「低公害車割引」が実施されている。

最初に低公害車割引カードを入手するのに車検証を提示するなど手間はかかるが、こうしたサービスがあることはありがたいし、EVオーナーになるまでは気づきづらいかもしれない。なお、ほかの自治体では、こうしたカードの用意がなく、毎回車検証を持って受付を訪れる必要があるなど、もっと手間がかかることもあるので、東京都の対応はむしろ親切であるし、低公害車の普及に向き合っている気もちが伝わってくるのは筆者だけだろうか。

最後にお伝えしたいのは、駐車時に冷房や暖房を使えるというメリットだ。

前述した東京都をはじめ多くの自治体では駐車中のアイドリングストップが義務付けられている。信号待ちや渋滞中で停止したときを除き、クルマを停めたらエンジンを切るというのが基本となっている。

しかし、EVはエンジンを搭載しておらず排ガスを出さない。アイドリングという概念がないクルマだ。EVシステムを起動したままエアコンもオンにしておけば、車内を快適な状態に維持できる。

また、多くのEVはエアコンのタイマー予約機能がある。出発時間に合わせてエアコンが入るように設定しておけば、出発時には快適な車内になっているのだ。当然、エンジンはかからないので排ガスをまき散らすこともない。自宅駐車場などで普通充電に繋いでおけばバッテリーの電力を消費することなく利用できるのもうれしい。

個人的には、エアコン作動音についても、昼間であれば気になるレベルの音量ではないと感じている。ただし、静かな住宅街や夜間のパーキングエリアなどでは、エアコンユニットが発するファンのまわるようなノイズが気になるケースがないとはいえない。「エンジンをかけていないのだから空調を使っても問題ないだろう」と開き直るのではなく、周囲との調和を考慮することも、スマートなEVオーナーには求められるといえそうだ。

ここで紹介したエピソードは生活のなかでEVに乗るようになって初めて気づいたことばかりだ。EVといえば、静粛性やスムースネスといった走りの上質さや、電気代と燃料代と比べたときのランニングコストのメリットが語られることが多いが、EVと生活するようになると想像もしていなかったメリットに出会って、幸せな気もちになることがある。

あなたも、EVオーナーになって、そんな“小さな幸せ”を見つけてみませんか?

山本晋也

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