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パワーエックス社が従量料金制の充電事業を開始!再エネ100%電力による充電も可


TEXT:TET 編集部
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パワーエックス社は、10月26日より自社運営によるEV充電事業「PowerX チャージステーション」を開始した。専用アプリを使用し事前に予約もできるなどとても使い勝手の良い充電サービスだ。

予約可能で「充電待ち」なし

今回オープンしたチャージステーションは東京の南青山と目黒の2拠点。年内に丸の内や成田空港などの10拠点に、来年には100拠点を目指し拡大していく計画だ。

都市部の集合住宅に住んでいるEVユーザーは、近くの急速充電器で充電するパターンが多いと思うが、その場合にネックとなるのが、他のユーザーが既に充電中の場合に、充電待ちが発生することだ。

パワーエックス社の充電サービスは、専用の「PowerX アプリ」を使い、利用の3日前から予約が可能なため、充電待ちを避けられる。予約時間は30分、45分、60分の3種類から選択可能だ。

予約した時間は、駐車スペースを確保できるため、60分の予約をして食事に向かい、充電を30分で終わらせたとしても、残りの30分間クルマを停めておいたままでも良い。食事の途中でクルマに戻り、一般の駐車スペースに移動させなければならないということはない。

もし追加で充電をしたい場合は、予約している時間内であれば、アプリ操作とプラグを挿しなおすことですぐに充電を開始できる。

この充電サービスは月額費無料。従量料金制を採用しており、充電した分だけの料金となるため、車両側の充電能力の差による不公平もない。充電中はアプリで充電できた量と料金、車両のバッテリー残量(SOC)をいつでも確認できる。目標の充電に達したらアプリ側で充電を終了させることも可能だ。

充電料金は、アプリに登録したクレジットカードから自動決済されるため、充電の際にはクレジットカードや自動車メーカーなどが発行する充電カードを用意する必要もなく、スマホだけで予約から充電、決済までを完結させることができる。

同社が「国内最速クラス」と謳う最大150kWの超急速充電が可能で、クルマによっては10分間で約130km分をチャージできる。2台同時充電の場合でも、両車ともに最大120kWでの充電が可能だ。

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