
ADAS類は積極的に全車へ搭載
装備の豊かさも、ドルフィンの大きな魅力になるだろう。安全および運転支援システムの充実ぶりにもぬかりはない。
アダプティブクルーズコントロール、レーンキープ、レーンサポート、車線変更アシスト、ブレーキの効き具合を設定できるコンフォートブレーキ、前後のクロストラフィックアラートおよびブレーキ、交通標識認識システムなどが標準装備。
加えて、感心したのは、ミリ波レーダーを使った幼児置き去り検知システム(ライトの点滅とホーンによる警報)や、ドアを開けるとき自転車や歩行者を検知して警告するドアオープン警報も標準で搭載されること。
ドアオープン警報は、車内から外に出るときばかりか、車外から乗りこもうとドアを開けるときも作動する。事故自動緊急通報装置も装備される。

ロングレンジモデルと標準モデルで、安全装備に差をつけていないのも褒めるべきところ。
ちなみに、フロントクロストラフィックアラートとクロストラフィックブレーキ、ドライバー注意喚起機能、幼児置き去り検知システム、ペダル踏み間違い時加速抑制装置は、ATTO 3には搭載されていない。
日常的に使っていて、かなり頼れちゃいそうだ。むしろ頼りにしすぎた結果、同等の装備レベルにないクルマだと乗る気がおきなくなってしまうかもしれない。そこまで感じさせる。
価格は、2023年9月20日に明らかにされる。かなり競争力のある価格設定になると聞く。
| BYD DOLPHIN Long Range
|
|
| 全長 | 4,290mm |
| 全幅 | 1,770mm |
| 全高 | 1,550mm |
| ホイールベース | 2,700mm |
| 車両重量 | 1,680kg |
| 乗車定員 | 5名 |
| 交流電力量消費率 | 138Wh/km(WLTCモード) |
| 一充電走行距離 | 476km(WLTCモード) |
| 最高出力 | 150kW(204ps)/5,000-9,000rpm |
| 最大トルク | 310Nm(31.6kgm)/0-4,433rpm |
| バッテリー総電力量 | 58.56kWh |
| モーター数 | 前1基 |
| トランスミッション | 1速固定式 |
| 駆動方式 | FWD |
| フロントサスペンション | マクファーソン・ストラット |
| リアサスペンション | マルチリンク |
| フロントブレーキ | ベンチレーテッド・ディスク |
| リアブレーキ | ソリッド・ディスク |
| タイヤサイズ | 前後 205/55R16 |
| 最小回転半径 | 5.2 |
| 荷室容量 | 345-1,310 |
1 2












































