EVヘッドライン
share:

マンションでもEVが身近になる! 官⺠連携で既存マンション全274駐⾞区画にEV充電コンセントを導⼊した事例リポート


TEXT:石井啓介

高いハードルを乗り越えた管理組合の取り組み

当初、反対の声が過半数を超えているなかで、「補助⾦活⽤でインフラ投資負担の軽減」「全区画設置で住⺠全体の利便性を確保」「将来の資産価値の向上」という点を丁寧に説明し、最終的に過半数を超える住民の方々の合意を獲得されたのです。

「正直、まだ反対の意見をもっておられる方も少なくはありませんが、EV普及が進むなかで、少しずつ意識が変わっていかれるのではないかと考えています」とは茂木氏談。

普及のキーはEVの魅力体験

試乗会場の隣には、補助金や導入に関する相談が行える「クール・ネット東京」ブースも設置されていました。「実際にどのくらい補助金がもらえるの?」「PHEVでも申請できる?」といった質問に担当者が丁寧に答え、参加者は熱心に聞いておられました。

暮らしに直結する話題だからこそ、真剣に耳を傾ける人が多く、単なる展示イベントを超えた実用的な場になっていたのが印象的です。

マンションでもEVが身近になる

1)暮らしの安心感:「自宅で充電できる」という日常の便利さの理解促進。
2)コミュニティの活性化:住民同士でEVや環境の話題を共有し合い、新しい交流を促進。
3)資産価値への期待:設備投資がマンションの魅力向上につながるという前向きな意識の醸成。

「グレーシアパーク八王子みなみ野」での成功は、今後のモデルケースになるはずです。東京都内はもちろん、全国のマンションでも「自宅でEV充電ができる」環境が整えば、EV普及のスピードは一気に加速するでしょう。

「マンションだから無理」とあきらめていたことが現実になり、住民が笑顔で試乗する。子どもたちが未来のクルマに目を輝かせる。そんな光景が広がった一日でした。楽しく豊かなEVライフがぐっと身近に感じられました。

石井啓介

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本に何が起こった? BEVが売れない……ハズが2025年10月は電気自動車が売れまくっていた
エンジンサウンドが聞こえてシフトショックも感じられるEVが超進化! ヒョンデ「IONIQ 5 N」がマイナーチェンジ
60年もの不動車がバッテリー交換だけで走り出した! EVの長期保管はエンジン車よりも簡単!!
more
ニュース
電動化の未来は内燃機関時代よりもさらに熱いかもしれない! BMW Mノイエ・クラッセが描く新世界とは
一充電800km超で不安解消! 航続距離・充電・プレミアム性と「三方良し」のボルボEX60が本国デビュー
82馬力の出力向上とバッテリー大容量化でさらに快適なEVライフを実現! フォルクスワーゲンID.4が一部改良
more
コラム
じつはEVに使うリチウムイオンを上まわる性能の新世代バッテリーは多数研究されている! ただ実用化の前に「やること」がある!!
国産EVがついに本格始動! 新型モデルの相次ぐデビューでEVシェアも拡大の方向性
充電設定していない時間にブレーカーが落ちた! テスラモデルYの自宅充電は思ったより面倒な事態に!!
more
インタビュー
「BMWの核はセダン」。「i5」での表現は、BEV世代のセダンの在り方を示している。
「i5」の造形を、BMWエクステリア・デザイン責任者がディテールから語る
BMW「i5」はビジネスアスリート!プロダクトマネージャーが語る5シリーズ初BEVの背景
more
試乗
【試乗】速さはスーパースポーツ並! AWD技術も完成の域! アウディS6スポーツバックe-tronに望むのは「感性に訴えかける走り」のみ
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
マイチェンで名前まで変わった「アウディQ8 e-tron」ってどんな車? [Q8 e-tron試乗記]
more
イベント
東京湾岸に140台超のEVが集結で大盛り上がり! 「NEW YEAR EV MEET 2026」の勢いがスゴすぎた
日本生まれの英国EVスポーツクーペや全幅1m切りの小型モビリティなどEVも元気! 会場で見つけた気になるEV一気見せ【東京オートサロン2026】
新型レクサスESがモデリスタ仕様で登場! ヒョンデはMIYAVIコラボで対照的なEV披露【東京オートサロン2026】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択